308Win にクリンプをかける
普通の射撃では必要ありませんが,狩猟の場合はマガジンに弾を詰めます.すると前弾を撃った衝撃で,マガジン内の弾の弾頭が前にずれてしまうことがあるそうです.シーティングのときにダイを深くセットするとクリンプが掛けられるのですが,ダイの高さは射撃のためにクリンプをかけない設定にしてあり,これをずらすのもなんだなぁと.というのも,シーティングのときにクリンプをかけてしまうと,そこからシートの深さを調整することが出来なくなってしまうのです.
で,用意したのが Lee の Factory Crimp Die です.
まずはクリンプダイをプレスにセット,弾もセットします.
弾を上げていくと,弾頭がコレットにはまっていきます.
ぐいっと押し上げるとコレットの隙間が狭くなっていくのが分かります(=クリンプが掛かっている)
分かりにくいかも知れませんが,クリンプをかける前(上)と,かけた後(下)です.マウスのちょっと横に線が見えるかと思います.
これがどの程度の働きをするのかは使っていかないと分かりませんが,弾速がどのくらい変わるかはすぐ調べられるので,次稿で挑戦してみます.