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火薬データ表ダイセル
これはオフィシャルには現物のラベルに貼ってあるわずかなデータしかないと思います．そもそも現在和書でリローディングマニュアルってないですよね．みなさんお持ちとすれば洋書（正確には米国書籍）だと思いますが，わざわざ日本の火薬を取り寄せてまでデータ取りをしようなんて人は米国にはいないわけですよ．米国内に需要もないですから．将来的に掲載される希望も持てません．
なので基本的には個人が実験した結果を公開しているウェブページ（このブログもその一つですが）を参考にするしかないと思います．しかし注意が必要なのは，普通のマニュアルには腔圧が併記されていますが，個人で腔圧を計測する手段がないため，どのくらい安全マージンがあるのかが分かりません．もちろんマニュアルに書いてあるデータを使うのも自己責任ではあるのですが，メーカーがやっている分安全も見込んでいるでしょうし，使用機材の精度や信頼性も高いです．なので少なくとも starting load はマニュアル通りにやっても大丈夫だと信じることにしています．一方ウェブなどで入手出来る個人的なデータを使う場合は，銃の状態や装弾の作成精度もバラバラですから，自分でそのデータを試す場合はそれよりかなりの安全マージンを見込んで試射する必要があります．
そのことを改めてご確認戴いた上で参考になさって下さい．このブログにある DC-300 関連は例えば以下のようなエントリがあります．
なお DC-435 は使ったことはありません．IMR 4350 に近いとされていますが，うちではそれほど遅い火薬は用途がないためです．
