週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

アメリカの射撃人口

アメリカでは射撃を行うこと自体に免許はいらないので,射撃人口の見積もりは難しいと思ったのですが,ある資料に業界団体の調査結果が出ておりました.それによるとライフル射撃人口は1200万人,拳銃は1100万人,そして散弾銃が750万人だそうです.複数持っている人も多いと思うのですが,射撃人口自体は1200万人よりは多いという感じでしょうか.国内には3億丁くらいあると言われているので,この数字は持っているだけというのではなく,実際に射撃などで使用している人ということで良さそうです.これは想像していたよりも少ないですね.まあ持ってるからみんな射撃が好きってわけじゃないってのは当然か.車に乗ってる人みんながレースやるわけじゃないのと同じようなものでしょうし.笑

一方,日本の猟銃所持者(ライフル,散弾銃,空気銃含む)は10万人を割り込んでいます.日本では単に持っているだけという人はいないわけですが,それでもここまで少ないと,市場規模も小さく,関連製品では輸入に頼らざるをえないものがとても多くなってしまいます.

特にリローディング関係の工具は全滅で,うちで使っているもので国産なのはノギスくらいでしょうか.それもインチのほうが便利なので逆輸入という体たらく.国内ではインチ表示のノギスは計量法の規定により販売が禁止されているからです.苦笑 消耗品だとライフル火薬が二種類,あとは銅弾に国産のがありますが,まあ例外的な感じですよね.書籍も一部の記事にとり上げられることはあっても一冊丸ごとリローディングってのは日本にはないと思います.英語から離れて時間がたっていましたが,これのおかげで今では英語を読む苦労はそれほど感じなくなりました.笑

ちなみに布教活動は市場規模拡大のみならず,自分の楽しみにもつながっていくわけですけど,射撃なり狩猟なりを勧めるのは,その性質上,相手をみて行わなければならないわけで,なかなか難しいですよね.