週末猟師

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北海道の山猟・川漁 山の人(熊)に学んだあれこれ

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北海道の山猟・川漁 山の人(熊)に学んだあれこれ
表題を見て「クマにあったらどうするか」の姉崎等さんを思い出しました.それは和人とのハーフでアイヌ村に育ったものの,あまり猟のことは教えてもらえず,山に入って自ら学んだ(これを熊から教わったと表現)という話でした. 対し,この本は著者自身は熊猟どころか猟自体してないようなのです.なので,猟の話は知り合いの猟師に聞いた話です.川釣りは大好きなようで,本の半分以上を占めています.山猟というのは山菜やキノコの話なのかもしれません. とはいえ,知りあいの猟師の話は参考になるところもあります.まあ熊の話なのですけどね.山に持って行くのは,タシロ(山刀),皮剥ナイフ,ノコ,ロープ,サビタの杖とありました.アイヌはマキリ(小刀)も持って行くようです.杖以外は私も持って行っていますので,熊ならずも山での猟には共通したものがあるようです. サビタの杖というのはノリウツギという木で作った杖ということで,丈夫で良材らしいです.自分にちょうどいいのを見つけたら一生ものらしい.先が二股になっていればモノポッドにもなりますし.私もそんな逸品をいつか山で見つけたいものです.