週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

スポスタメンテの練習

.338 さんからタイヤのバルブコアがメンテで使えるというコメントをいただいたので,どこのことなのか確認するために分解してみましょう.
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アメリカ製なので基本的には SAE(インチ)を使います.ガソリンを抜いておいて,まずはバルブから.
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ここはすぐに外れます.これにOリングが二重についていて,少なくとも片側は多分耐ガソリンだと思います.
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レバーあたりからガソリンが漏れ出して下から火が出たのは,このOリングがダメになっているからだと思います.ただ手持ちがないので,とりあえずリングをクルッと回して暫定使用することにします.実際この後の試験運転では問題がありませんでした.今度はジェネレータを外すので,反対側のカバーを外しておきます.
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ジェネレータを外します.
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ここでジェネレータの中のワイヤが引っかかっているので,どのようについているかを確認しておきます.
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まあ向きを合わせれば問題ないですけどね.
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ではバルブ ASSY を外してみましょう.
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1/2" です.が,これがべらぼうに固くて全然廻りません.真鍮で出来ているので,工具のかけ方が甘いとなめてしまいます.本気を出すためにバーナーは外しておきましょう.
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結局うちのコンビネーションでは回せませんでした.短すぎるのです.仕方ないので大きなモンキーレンチでおりゃーっとやりました.外すだけ外すとこんな感じ.
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上がジェネレータ,下の左がバルブ ASSY,右がバルブです.あとは使った工具たち.ただの分解でしたけど,結構使いましたね.
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ここまで分解したのははじめでしたが,この部分までを見た範囲にはバルブコアに相当する部分はありませんでした.機能からすれば,燃料を吸い上げる部分ではなくて,ポンピングするノブのほうについているのではないかと想像しています.燃料が漏れているのはバルブの方なので,そっちをいじるのは空気がうまく入らないときかなと.そのときにもしバルブコアが使えそうな部分があったら挑戦してみます.ただパッキンは耐ガソリンのにかえたいので,そこだけがちょっと心配ですけども.