週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

Remington 11-87 の大掃除

鳥屋では猟期も後半になると鴨は遠くに下りてから段々寄ってくるような動きをします.遠くの居鳥(いどり:飛んでいない鳥)を撃つことになるので,バレル先には延長の extra full (ターキーチョーク)を付けています.

今回の出猟では雨に降られ,この延長部分がさび始めているのを目にしてしまったのです.本体である 11-87 はパーカライズ処理のおかげかサビは見えていませんが,雨でびしょ濡れです.いつもは帰宅時に外だけちゃちゃっと拭いて終わりにしていたのですが,中まで雨水が入っているので,このままロッカーに仕舞うと大変なことになってしまうかも?とビビってしまいました.

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いつも外だけ拭いて終わりにするポリシーな私が今回日和りまして,フィールドストリップ(特殊工具なしで外れる)レベルながらも分解して掃除することに.ここまでバラしたのは十年以上ぶりです.当然中はドロドロになっていました.それでも油が汚れと渾然一体となって(笑)グリスのようになっており,中は全然さびていませんでした.意外と掃除しない私の流儀も悪くないなと思ったりして.笑 掃除した後で組戻したところ,遊底開放では止まらなくなってしまいました.怪しいのはこの部品(フィードラッチ).

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これには穴が二つあって,どちらかがトリガアッセンブリと共締めになっています.が,どっちにはまるかが分からない.原因がここかは確定していないので,とりあえず Brownells のメンテビデオをチェックしました.

Remington 1100/1187 Firearm Maintenance Series

ところがなんかこの部分があっさりスキップされているような.特に reassembly ではトリガブロックを戻したはずなのに,あとのシーンではなかったりとか割といい加減.もちろんラッチをよく見せたいために外したのだと思うけど,トリガブロックを外してラッチがあんな動きをすると言うことは,ラッチを取り外すというステップはないようにも見えますね.カシメられているなどで普通は外す部品ではないのかな?で,うちのはそこがとれちゃってるとか?そういえばなんかちょっとそんな痕が付いていたりします.

結局よくわからないので,さっき付けたのと位置をずらして戻してみました.そうしたら動作は正常になりました. 私って子供の時から機械を現状確認を良くせず,後先も考えずに分解してしまうので,戻すとネジが余ったりするんですよね.そういうとき「余ったネジは予備」と考えるめでたい思考なので,動かなくなった犠牲者(物ですね)は数知れず.ただ銃はそういうわけにもいかないので,無事に戻せて良かったです.笑