というわけで射撃に行って来たわけですね.
そう,楽しみにしていた方もいらっしゃると思います,例の Concentricity Tool の実験結果です.
表題を見ると結果がおわかりかと思いますけど,一応書きますね.環境は以下の通りです.
30-06
case: Lapua full length sized
primer: WLR
powder: H4895 47.5gr
bullet: Sierra 168gr HPBT
Browning(Miroku) X-bolt
barrel length: 22"
twist rate: 1:10"
100m range, bipod+pillow
temp: 4 deg Celsius
humidity: 45%
平均着弾座標からの SD を求めようと思いましたが,手間なのでとりあえず ES(通常は着弾には使わない用語で,ここではいわゆる CTC グルーピングの意味)を求めました.
その結果,ツールを使用しないとき 5-shot ES は 20mm だったのに,使用したら 22mm になってしまいました.まあ連続して撃っているので,バレル温度上昇の影響があるのかも知れませんし,いずれにしてもそれほどの数を撃ってないので,結論はまだ出さないでおきます.本来レストも使うべきですしね.
寒くて落ち着いて実験できなかったので,結論はもうちょっと先になりそうです.というわけで,現時点ではツールの効果は確認できていないというご報告になってしまいました.