リローディングって自宅でしかやらないから,Lee Loader も持ってるだけで使ってませんでした.家には普通のプレスがありますからね.まあそうそう出先で組むことはないと思うのですけど,猟期前に十個くらい組めばいいやって思っている人も世の中にはいるはずで,Loader がそういう需要に応えられるのかどうか,実際どの程度のものなのか試してみようと思ったのです.
【↓↓↓ ここからしばらくは手順が間違っていますので真似しないように! ↓↓↓】
まずは撃ち殻を一つ用意.
こんな風に入るわけですね.
ハンマーでたたき込みます.
ここまでいけばネックサイズ完了.
ここでディキャッパーロッドをたたき込んだら抜けなくなってしまいました!これは失敗.薬莢を破壊して取り出しましたけど,ダイの縁とかロッドのナーリングにも傷が付いてしまいました.
【↑↑↑ ここまでの手順は間違っています ↑↑↑】
Loader には2本のロッドがあり,一つはディキャッパーで,もう片方はプライミングロッドです.で.ディキャッパーって,ディキャップするだけじゃなくて,ネックのエキスパンダを兼ねているみたいで,微妙に太いようなのです.だから,プライミングロッドはダイにたたき込んで使うものだけど,ディキャッパはダイに差し込んでしまうとクリアランスがなさ過ぎてネックがスタックしてしまうのです.これに気付かず大失敗.
正しい使い方は,ディキャッパーだけで使うこと.
これは説明書に書いてありますから,ちゃんと読んでいれば防げたトラブルでした.マニュアル読まない族はこういう失敗が多いです.そして失敗から学ばない.苦笑
ちなみにもとのネック径によってはディキャッパを抜くのには力が要ると思います.が,それは機構的に仕方ないのでした.抜けたらダイに差し込みます.
ハンマーでツライチになるまで叩き込みます.
プライミングロッド(ディキャッパーではない)を差し込んで叩いて薬莢を抜きます.
ヘッドスペースは問題ないのですけど...
ボディがちょっと膨れているのか,ミニマムチャンバーゲージには入りきっていません.
多分このくらいだったら薬室には入るとは思います.ネックはちゃんとサイジングされています.
このあとプライミングして,火薬を投入,シーティングして終了になりますが,これはまたそのうち.今回はトラブルで大変だったので,ダミーを作る気力がなくなりました.苦笑
シーティングの深さは使用弾頭に合わせてネジで調整できるようになっていますから,一度決めてしまえば楽そうですね.