昔から狩猟でアマチュア無線を使っている人って，古い無線機をそのまま使っていることが多いですよね？２０年くらい前からスプリアス規格が厳しくなっていまして，それより前の古い旧スプリアス規格無線機を使っている局は，使用期限が去年切れる予定だったですが，コロナ騒ぎで失効が「当面の間延期」となりました．
実際のところ，古い機種でも新スプ規格に合致するものが多いので，もしかしたら実害がないということで，今後うやむやになる可能性もなきにしもあらずとは思うのですが，銃所持者としては適法状態かどうかは気になるところではありますから，もしここをハッキリさせておきたいということであれば，スプリアス確認保証というのを受けて，将来的にも安心できるよう完全合法化することが望ましいでしょう．
この保証は JARD が実施していまして，料金は最初の１台が2600円，追加分は１台につき1000円で受けられました．しかし，これが来年４月１日から，最初の１台が4400円，追加は１台につき1100円と値上がりすることになったそうです．
従いましてそのうち受けようと思っていた方は早めに準備を始めた方がよろしいかと思います．なおここで書いたことは，現在免許されている旧規格機の話であって，旧規格機で開局するとか，変更申請で新たに加えるとかはまた別なので注意して下さい．他にも細々と規則が変わっていますから注意しましょう．
