2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
DC-300 は煤が多いようだとか聞いたことがありますが,バレルの中は他の火薬と変わりません. ただ,片付けているときに気づいたのが弾速計の汚れです. これまでは IMR と Hodgdon しか使っていませんでしたが,マズルから直接吹き付けられるため金属になっ…
さてここまでの作業は一般的に case prep と呼ばれる段階でした.射撃が終わったら,すぐにここまでやっておくと,汚れ落ちも早いので効率的なのですが,どうしても射撃後は疲れてしまって後回しになってしまいますね.実際は case prep が終わった状態で薬…
薬莢はデキャップしてから洗浄したので,ほとんど必要はないのですが,洗浄しなかった場合は一応綺麗にしておくといいと思います. 簡単な道具としてはこんなのがあります. 使い方は見ての通りですね.手でぐりぐりやるので何十個も作業すると手が痛くなり…
Step 5 でネック長が伸びていることが分かった場合はトリミングします.ロットからいくつか抜いてサンプリングして決めても良いですし,例えば3回に1回やるというのも手かなとは思います. まずネック側がどの程度伸びているのか測ってみましょう. 30-06 …
薬莢のネック(弾頭を保持する部分)は発砲したときはもちろんのこと,リサイズ時にも伸ばされる方向に力を受けます.そのためリサイズ後にもロットからサンプルを抜き取ってケースゲージで確認します.やり方は Step 3 のヘッドスペースの確認と同じです. …
Step 3 でゲージを飛び出しているとか,ぎりぎりだからそろそろフルサイズかけておこうという判断をした場合は,ネックサイズはかけずに,フルサイズをかけます. といっても,ネックサイズとの違いは実はルーブくらいです.ネックサイズの場合はドライルー…
ネックサイズをかけるには Neck Sizing Die (NK) を使います. 最初の薬莢のクリーニングでタンブラーを使う場合は,ここでデキャップをするのが普通なので,デキャッピングピンを出しておきます. 今回はすでに雷管は除去されていますので,ピンはなくても…
薬莢のサイジングの前にネックダイで済ませるか,フルサイズをかけるか考えます.例えばオートで使う場合や,他の銃で使ったものを使う場合等は有無を言わさずフルサイズするほうが安全なので,このステップは飛ばしてOKです.ボルト式の場合で,同じ銃で使…
この間ネックダイでルーブが要らないのがあるって話,書きましたよね.ここです.そしたら,なんとサブで使ってるのがそれでした.(メインは redding です) 見て分かるとおり,Lee の Breech Lock (Hornady でいうところの LNL bushing みたいな quick cha…
添付資料からの推測では IMR-4895 に近い特性であろうという結論を得ましたが,実際にそうかは分かりません.ただし IMR-4895 は持っていないので,手持ちの IMR-4064 と IMR-3031 でやってみました.測定条件は以下の通りです. barrel length: 22" twist r…
次に薬莢の洗浄をします.最初に大まかな汚れや埃を洗い流します. もしかしたらこんな風に一晩でもおいておけばきれいになるのかも知れませんが,薬莢は酸化して輝きが失われることでしょう.なので短時間決戦です.超音波洗浄機に投入. 洗浄剤はクエン酸…
うちではタンブラーを使っていないので,薬莢は(必ずしも毎回ではありませんが)洗浄作業します.その際,使用済み雷管が外されていた方が洗浄乾燥の都合が良いので最初にデキャップを行います. 使用した薬莢を新品と比べてみましょう. 左が新品ですが,…
サイジングするときに使うルーブはスプレータイプもあって便利そうです.例えばこんな感じ.ただ値段もそこそこしますし,中身はラノリンでいいと思うと,ちょっと手が出ません.そこで作ってみました.用意するのはラノリン,アルコール,そしてアルコール…
現時点ではうちの 30 口径は減装弾をのぞいて Sierra 150gr HPBT(Hollow Point Boat Tail)を標準にしています.確か @54 円だったと思います.結構お高いですよね.で,同じようなので,もう少し安いのを買ってきました.Sierra 150gr Spitzer Boat Tail (SB…
用品を揃えるときにはすでに持っていたので,買い物リストに入れ忘れましたが,安全ゴーグルも必須だと思います. 国内で数百円で買える物ですから,海外発注することはありませんが. リローディング作業で一番危険性が高いのがプライミング(雷管取り付け…