週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

2015-06-07から1日間の記事一覧

すす汚れ

DC-300 は煤が多いようだとか聞いたことがありますが,バレルの中は他の火薬と変わりません. ただ,片付けているときに気づいたのが弾速計の汚れです. これまでは IMR と Hodgdon しか使っていませんでしたが,マズルから直接吹き付けられるため金属になっ…

【リロードの実際】 Step 9: Priming (雷管装着)

さてここまでの作業は一般的に case prep と呼ばれる段階でした.射撃が終わったら,すぐにここまでやっておくと,汚れ落ちも早いので効率的なのですが,どうしても射撃後は疲れてしまって後回しになってしまいますね.実際は case prep が終わった状態で薬…

【リロードの実際】Step8:Primer pocket cleaning(プライマポケット清掃)

薬莢はデキャップしてから洗浄したので,ほとんど必要はないのですが,洗浄しなかった場合は一応綺麗にしておくといいと思います. 簡単な道具としてはこんなのがあります. 使い方は見ての通りですね.手でぐりぐりやるので何十個も作業すると手が痛くなり…

【リロードの実際】 Step 6: Trimming (トリミング)

Step 5 でネック長が伸びていることが分かった場合はトリミングします.ロットからいくつか抜いてサンプリングして決めても良いですし,例えば3回に1回やるというのも手かなとは思います. まずネック側がどの程度伸びているのか測ってみましょう. 30-06 …

【リロードの実際】 Step 5: Checking neck length (ネック長の確認)

薬莢のネック(弾頭を保持する部分)は発砲したときはもちろんのこと,リサイズ時にも伸ばされる方向に力を受けます.そのためリサイズ後にもロットからサンプルを抜き取ってケースゲージで確認します.やり方は Step 3 のヘッドスペースの確認と同じです. …

【リロードの実際】 Step 4b: Full resizing (フルサイズをかける)

Step 3 でゲージを飛び出しているとか,ぎりぎりだからそろそろフルサイズかけておこうという判断をした場合は,ネックサイズはかけずに,フルサイズをかけます. といっても,ネックサイズとの違いは実はルーブくらいです.ネックサイズの場合はドライルー…

【リロードの実際】 Step 4a: Neck sizing (ネックサイズをかける)

ネックサイズをかけるには Neck Sizing Die (NK) を使います. 最初の薬莢のクリーニングでタンブラーを使う場合は,ここでデキャップをするのが普通なので,デキャッピングピンを出しておきます. 今回はすでに雷管は除去されていますので,ピンはなくても…

【リロードの実際】 Step 3: Checking headspace (ヘッドスペースの確認)

薬莢のサイジングの前にネックダイで済ませるか,フルサイズをかけるか考えます.例えばオートで使う場合や,他の銃で使ったものを使う場合等は有無を言わさずフルサイズするほうが安全なので,このステップは飛ばしてOKです.ボルト式の場合で,同じ銃で使…

なんと持ってました

この間ネックダイでルーブが要らないのがあるって話,書きましたよね.ここです.そしたら,なんとサブで使ってるのがそれでした.(メインは redding です) 見て分かるとおり,Lee の Breech Lock (Hornady でいうところの LNL bushing みたいな quick cha…

DC-300 試してみました

添付資料からの推測では IMR-4895 に近い特性であろうという結論を得ましたが,実際にそうかは分かりません.ただし IMR-4895 は持っていないので,手持ちの IMR-4064 と IMR-3031 でやってみました.測定条件は以下の通りです. barrel length: 22" twist r…