週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

弾頭鋳造・ガスチェックを考える

gas check というのはキャストした鉛の弾丸の底に貼り付ける銅板などで作ったキャップです.口径毎に販売されていて,例えばこんなのがあります.
画像
この製品の例ですと,30口径のが千個で $32 くらいですから,一個ざっと4円と言ったところでしょうか. ガスチェックの機能は,高圧高温で燃焼している推進薬からのガスによって,弾頭の底部がダメージを受けることを防ぐことです.従って同じ目的が達せられるのであれば市販の製品のように銅板(高価)で作る必要は元来無いはずです.それと買おうとした口径の一部の在庫が無かったので,ガスチェックを簡単に作る方法はないかなぁと調べていったときにあたったのがこちら.
画像
ん?これ見たことあるぞ.よく飲んでたこれじゃない?
画像
同じでしょ?というか,注目すべきはそっちではなかったですね.プレスに付けて丸く抜いてから成型するようなダイです.アルミ缶から作れれば材料代はタダってことが大事.(ガスチェックを作るためにわざわざアルミ缶の飲み物を買おうとしなければ,の話ですが.笑)もちろんあまり薄いのはダメらしいですが,アルミ缶からでも作れるとなると,わざわざガスチェックを買わなくても良いわけで..... とりあえず現在モールドなど一式を発注していますので,届き次第,この製品のレビューもしたいと思います.お楽しみに!(といっても国内でライフル弾頭を自家鋳造しようとする人はそれほど多くなさそうですが.笑)
*追記* なぜかメールが spam 箱に入っていてさっきまで気づかなかったのですが,ガスチェックは米国から輸出の際許可が要るそうで送れないとのことでした.まあ作るからいいか.
*追記2*ここのブログに気持玉という簡易フィードバックシステムがあるのに気づき,設置してみたところ,早速クリックいただいたようです.Bullet Casting に興味がおありな方がいらっしゃるということかと思うので,このネタに関しては進展あり次第,続報いたします.