週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

狩猟時計を考える・2019年版

私の場合,狩猟時計に求める条件は以下のようなものです.

(1)タイドグラフ  山の中とかでは関係ないですけど,特に汽水域での鴨猟では水位の動きが気になるので欲しい機能です.表示が干満だけで大潮小潮等の表示がない場合でもムーンデータ(月齢)があれば分かるので問題ありません.

(2)コンパス  特に曇りの時に山の中をうろうろしていると方角を見失うことがありますので念のためあるといいですね.

(3)気圧計測  里山ではすぐ帰れるので気にしませんが,ちょっと山奥では撤退判断の遅れが危険にもつながるので,天候悪化の前触れを示す気圧の変化は気にしておきたいものです. あとは補助的にですが,以下のような機能もあると便利だと思います.

(4)温度計測  ライフルでは気温も影響があります.気温とともに弾速も下がるのです.ただし腕につけていると体温の影響を受け正しい気温は測れないので持ち方に注意が必要です.

(5)日の出・日の入時刻表示  これは内蔵機能では高精度に求めることができないのですが,2分程度の誤差を許容すれば使えるようです.

(6)電波時計&ソーラー充電システム  やっぱりメンテフリーがいいですものね. で,これらの機能をすべて持っているのはカシオだと以下の二種類になります.

G-SHOCK GULFMASTER GWN-Q1000

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あとは PRO TREK PRW-7000

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です.ただしこれらは6万円くらいと結構高価です.そこで全部入りをあきらめて,例えば日の出日の入時刻表示機能を落とすと,次の二つも対象に入ります. G-SHOCK GULFMASTER GWN-1000

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それと PRO TREK PRW-2500

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これらはだいたい最初の2モデルの半額くらいになるかと思います. 原理的に日の出日の入りを正確に求めることは,かなり難しい計算が必要になります.腕時計では簡易的に求めているので,緯度経度を正しく入れても,どうしても誤差が2分くらいはでてしまうとのことです.行く場所で決まってくるものですし,事前に準備しておけばいいわけですから,ここはいっそ省略すれば値段がだいぶ下がるというわけです.ちなみに私は一番下の PRW-2500 の中の今はないチタンモデルを使っていて,日の出時刻は出ませんが,県から一覧表の形で渡されていますので,今のところ困ってはいません.壊れたら次はどうするかわかりませんが,カシオはそうそう壊れないですからねぇ.笑 電池もきれないので交換するタイミングもなく,これを一生使い続けることになるかも?笑 ちなみに時計なんかスマホがあればいらないよという人も多いかもしれませんが,山に入ると圏外になるところも多いですし,圏外にならなくても電波の弱いところにいるとバッテリーの持ちが悪くなります.その前に私はスマホを持っていませんけど.笑