週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

わたし、解体はじめました

怒濤の図書館シリーズ,今回はこちら.
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現代社会の仕組みが命との関わりを希薄に感じさせていることに気づいて,その一歩前の解体を始めるところから話はスタートします.そしてさらにもう一歩前,鶏を育ててからつぶすことを経て,さらに狩猟(罠)でイノシシを捕るところまでのお話です.そもそもこの本は彼女が狩猟を初めて1年で書いていますので,当然狩猟技術の話ではありません.あくまでも彼女自身の心理的な動きのストーリーですから,ここから狩猟に関する知識を得ようするのであれば期待外れになります.意識高い系おしゃれ女子という印象を受けました.要するにまだ軽い感じなので,年数を経て地に足がついた頃にどんなストーリーが語られるのかを楽しみにしたいと思います.