週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

狩猟家族

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NZ を舞台としたラノベでした.表題からしてもうちょっとがっつり狩猟かと思ったのですが,基本的には牧場暮らし+狩猟という感じで,特に狩猟に関しての掘り下げ加減は筆者が実際にやっているわけではないみたいだなと感じました.話自体は軽く進み,割と興味深く楽しませていただきました.大口径でウサギを撃つとか,サプレッサーを有効に使うには弾速を落とさないといけないので,大物を撃つときに使う弾とは違うはずで,そのへんの書き分けがどうかなというのはありますが,一般小説にそこまで突っ込みを入れる必要もないか.フィクションですしね. あとはそんなこと実際にあるのか?と思う話もあって,それは 主人公:「アンディは日本でハンティングしたことある?」 アンディ:「いや,いつも応募のタイミングを逃してしまうんだ.年によってあったりなかったり,自治体によっても待遇が違うしね.猟銃の持ち込みも手続きが複雑だ.でもいつか行こうと思っているけどね.」 という下り.アンディは日本語はできませんが,この下りからすれば,応募すれば免許(日本語でしか受けられないと思う)を受けないでも日本でも狩猟ができるように読めますよね.そんな話聞いたことないのですが.... フィクションと言っても,あまりにあり得ない話も混ざってしまうと,ストーリー展開には関係ないとは言っても気になってしまいます.