週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

今回の本はこちら.
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まず最初に言っておかなければならないのは,これは狩猟の本ではありません.図書館のネット予約の際,検索キーワードに射撃とか狩猟と入れて,引っかかってきたものを片っ端から借りて読むというのがマイブームなのですね.で,これもそうやって借りたうちの一冊なのですが,表題だけ見て,私のように普段は都市に住みつつも週末猟師生活をする人向けの本なのかな?なんて思って借りたのです. ところがこれは全く違いました.それは海の幸で生活する漁師,山の幸で生活する猟師と同様に,「都市の幸」で生活する路上生活者の話ということだったのです.違いすぎだろ~>自分.笑 でもこの本がめちゃ面白いのですよ.結局のところは「人間どんな状態になっても絶対生きていけるよ」ということを言っているのですが,もともとのスタートは筆者が建築系の人なのに,人が生きていくのには立派な建築物を建てる意味なんてない,もっと快適に過ごせる「等身大の生活」があるはずだと探索する中で,出会った路上生活者の豊かな生活に刮目したというようなお話しなのです. 台東区では毎日どこかで炊き出しがあるとか,教会に一ヶ月通うと新品の靴が貰えるとか,まあ一般人だったら全然知らないような裏話も結構あって,へ~,の止まらない一冊でした.笑