週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

どっちにしようか?ブッシュダイ

うちの基本ダイの多くは Redding です.もちろん Redding はブッシングダイも作っていますが,新規導入にあたっては,当然他メーカーへの鞍替えも可能です.メーカーによって値段は違いますが,ただダイの値段だけで決めるのは問題があります.ダイ本体に比べてブッシュも割と結構なお値段なのです.そこでそれぞれの現在の市場価格を調べておきましょう.Redding か RCBS かなぁと思っていますので,このあたりで比較します. まずダイ本体です.Redding Type-S Bushing Full Length が概ね $70 くらいです.
redding_bushdie.jpg
また Neck Size は $65 でした. 一方,RCBS Gold Medal Match Bushing Full Length は $62 です.
rcbs_bushdie.jpg
が,これは種類があまりなくて,30-06 がありませんでした. ブッシュダイと普通のダイで見た目が似ているので,分からなくなりそうですよね.ですから,ここは一つ全然違うのにしてもいいかと思いました.例えばこんなの.
lewilson_bushdie.jpg
L.E. Wilson のです.格好良いですねぇ.でもこれは欲しいキャリバーのがありませんでした.残念. ブッシュについてはどうでしょうか.まずは RCBS の標準品(steel) です.
rcbs_steel.jpg
これは一つ $15 です.同じく Redding の標準品はこちら.
redding_steel.jpg
これは $17 です.まあそれほどの差は無いですね.一方,ブッシュも滑りのよい高級品があり,どうせ買うならそっちかなと思っています.まず RCBS ですとこちら.
rcbs_tungsten.jpg
二硫化タングステンコーティングされています.二硫化タングステンは二硫化モリブデンと同じように潤滑作用があって,モリブデンより値段は高いですが,働きもよいとされています.$24 です. 次いで Redding はこちら.
redding_titanium.jpg
窒化チタンコーティングです.これは非常に硬い加工で,耐摩耗性の向上を狙っているものです.$29 です.5個買うとそれだけで $150 くらいになってしまうので,よくよく吟味しなければと思います. どちらを選ぶかについてはダイ自体を Redding にする流れに今のところなっているので,こちらしか選択肢が無いような気もしますけど,Sinclair から出ているブッシュも Redding に使えます.
sinclair_carbide.jpg
こちらはカーバイドです.良さそうなのですが,残念ながら 6mm 系しか用意されていません.L.E. Wilson のダイにも使えるらしいので,数が出たら 30cal のラインナップも将来的には出るかも知れませんね.