狩猟者登録証などを配布するイベントでもある猟友会支部総会の連絡が来ました.北海道だともう猟期は始まっているでしょうけど,内地のみなさんもあと一月ですし,猟期の準備を始めているのではないでしょうか.私はというと,猟隊の射撃練習会があるので,まずはそれに参加します.これが私の準備開始です.今回は 308win を50個作ります.材料はこちら.
- 薬莢:Lapua 308win
- 雷管:Winchester Large Rifle
- 火薬:Hodgdon H4895 @44gr
- 弾頭:Sierra 150gr Spitzer Point
あまり古いのはないけど,近年の load data は記録してあって,狩猟用 308win の場合,上のような感じが良いかなと.ちなみに本に載ってる maximum load に近いです.
薬莢は case prep 済み,すなわちフルレングスサイジングまで終わった状態でしまってあるので,そのまま雷管を付けるところから作業スタート.まずは雷管をプライミングトレーに載せます.
このトレーは表面にギザギザがあって,振っていくと雷管の上下が揃うのですが,一発で揃うわけではないし,なにより面倒くさいので最初から揃うように置きます.だってパッケージには向きが揃って入っているんだから,崩す必要はありませんよね.
はい,全部アンビルが上で揃ってます.で,フタをします.
そうそう,私の使っているプライミングツールは RCBS の角皿(ユニバーサルタイプ)ですけど,これが丸皿のタイプはシェルホルダをキャリバ別に用意する必要があります.ユニバーサルの利点はホルダがいらないことですが,薬莢をバネで強く押さえる仕組みなので,着脱時にそこが若干硬いです.丸皿はキャリバ専用のシェルホルダにはめるだけなので,抵抗感なく入ります.が,その代わり中心位置がずれないように気をつける必要があると思います.トレーから雷管を落とし込むように傾けると,薬莢は逆にホルダから外れる方向に動くからです.まあ丸皿は持ってないので想像で言ってますし,いずれにしても使い方次第ではありますね.
さて話を戻して,トレーをツールにはめ込みます.
トレー側を下げると雷管はツールに入りません.
ツール側に傾けると,雷管がプライマロッドの上に入ってきます.
雷管の向きが合っているかを確認してから,薬莢をセットします.私には経験がありませんが,雷管が横になったままセットすると起爆することがあるらしいので要注意.
ぐいっと握りますと,雷管が薬莢にはめ込まれて,このステップは完成です.
ローディングブロックに雷管を取り付けた薬莢を置きます.
この作業を50回繰り返すと...
これでプライミング(雷管装着)は完了です.つづく