case prep までと違って,そこからのリローディングはそんなに手順が変わったりはしないですけども,一応今のやり方をメモしておきます.今回は二〜三十個作ればよいので,プライミングツールは握るタイプでいきます.
今回のレシピは狩猟練習用なので,減装ではなくノーマルロードでいきます.弾頭はイノシシにはラウンドノーズ(RN)を使いますが,今回は練習なので安いスピッツアーポイント(SPT)にします.近距離だと私の必要とする精度的にはほとんど弾道特性は変わりません.
.308Win
- 150gr SPT
- H-4895 44.0gr
普段使用する薬莢は Lapua なんですが,セミオートで使うと損耗率が高い上に,拾い集めた薬莢に他のブランドが混ざってしまうものです.今回はそういう半端物を使おうと思い,ソーティングました.
混ざりに混ざっていたようで,Lapua以外に6社ありました.
Winchester
Sellier & Bellot
Fiocchi
Norma
Federal
Remington
混ざっていると困ることは,ブランドによってネックの厚みが異なるために,ネックテンションがバラバラになってしまうと言うことです.特にうちでは現在ブッシュサイザーを使用しているので,かなり影響があります.ゲージでチェックすると言っても,階級値が2ステップくらいしかないので,その間での違いが判断できないのです.まあ実際撃ったところで,私の腕ではそんなに差は見えてこないですけどね.笑 今回はブランド数最小で必要な数を作るべく,Fiocchi と S&B で行くことに.
まず雷管をつけます.
今回はトレーに上下混ざって入ってます.半端に残ったトレーから移したからでしょう.でも大丈夫.
ツールトレーにこうやって置いて振ればすぐに...
こんな風に向きが揃うんですね.リロードをしたことがない人の為に説明すると,このツールトレー表面には細い線状の突起があって,出っ張っているアンビルがそれに引っかかって,ひっくり返るという仕組みです.アンビルが上になれば,その突起はあまり抵抗にならないので,ちょっと振ればみんなアンビルが上になるわけです.
グリップにトレーを取り付けて,プッシュロッドに雷管を送り込みます.かならずアンビルが上になっているかを確認してから,薬莢を載せるようにします.
何十個も作業していると,一度くらいは横に入っちゃったりするので,そうならないように注意.
ぐいっと握ればシーティング完了.
とりあえず今回は25個組んでみました.
つづく↓