熊の手はこんな感じになっております.
そのまんまです.毛皮については本体こそ自力処理は諦めて業者にだしたものの,この手の部分は自分でなめして何かにしようと思っていますし,手の中身は熊の手料理にしたいと思っています.ここで活躍するのがクーパー剪刀.
手術に使うような医療用のハサミなのですけど,もともと組織を切離,剥離するために使用されるものなので,皮を肉から離していくとか,肉も筋膜で分けるとか,そういう用途に非常に適したものです.一般人には入手にハードルがあるかも知れませんが,法に触れるような御禁制品というわけではないので,入手しようとすればなんとかなるでしょうし,身内に...ゴニョゴニョ...(以下略).笑
ところで作業していて分かったことがいくつかあります.そのうちの一つは肉球は角質だってこと.あと結構作業が大変だってことも聞いてはいたものの,体験的にも分かりました.ともあれ皮はこんな感じに.
そして中身はこんな感じに.
ちなみに手足は皮をむくと正直グロいです.末節骨(指先の骨)は爪に入り込んでいるので,関節で切ったのですけど,自分の手までムズムズしました.苦笑 上の写真はオブラートどころか二重袋に入っていて,よく分からないでしょうけど,よく分からない方が良いと思います.