今朝リリースされた Gavin の動画は，狩猟用ライフルにベストなアクションはどれだ？という話で，ボルト式，セミオート，ポンプ，レバー，単発のそれぞれを採り上げて比較していました．
比較内容は信頼性，次弾装填時間，追射性，精密性，スコープ他アクセサリ，値段という項目です．結果はこんな感じとのこと．
ちょっとチャートが小さいかな？まあ気になる方は動画を見てください．結論を言ってしまえば，実際にどれを選ぶかはケースバイケースだという，そりゃそうだという結論なき結論です．笑 Guy が選ぶのはボルトアクションらしい．この動画では具体的な狩猟シーンでの項目分けではないので，表題とのミスマッチを感じますが，それはおいておきましょう．
実際のところ，日本では何でも好きなライフルをいくらでも持てるという訳ではありませんから，限られた数の所持銃にレバーや単発を選ぶ人はそれ相当の理由があるのであって，それを脇からどうこう言うことは出来ないと思います．ポンプは Remington 7600 くらいしか見当たらないし，そもそも今買えるのかな？
結局日本でこれから狩猟用ライフルを買おうとしている人のほとんどは，ボルト式かセミオート式のいずれかを選ぶことになるでしょう．とても寒い地域で狩猟をする場合，雪が入り込んで閉鎖不良になったり，結露などが凍結して回転不良が起きる可能性があるので，ボルト式を選ぶのが普通ですし，イノシシの巻狩では近いところからいきなり獲物が飛び出てくることがあって，そんなとき慌てて初弾を外し次弾の装填に手間取ると，イノシシの逆襲に間に合わないこともあるので，セミオートが安全です．
というわけで，私の使い分けの基本は，鹿はボルト式，猪はセミオートです．仲間がいる場合はライフルを買う前に一緒に猟をする人に聞くとか，先達から譲られたりで，迷うことはないですね．自分で考える人というのは単独で行くからでしょうから，そうなると獲物が飛び込んでくる状況がほぼ考えられないので，ボルト式でいいんじゃないですかね？あ，ここで新しい選択方法が生まれました．それはアクションに悩む人（先達に聞けない人）はボルト式，です．笑 如何でしょう？
