ネックテンションゲージに続きまして,今回は下のプライマポケットゲージ(ラージライフル用)です.
両頭のうち小さい方が go,大きい方を no-go といいます.go のほうを差し込むとキツかったり
ギリギリ入ったりします.
ギリギリはいる場合は線の所まで入れば深さも正常という判断が出来ます.キツいときは汚れが噛んでいるかも知れないので確認し,プライマポケットユニフォーマーを使ってクリーニングします.↓
逆に no-go 側のゲージは規定サイズより大きくなっているので,正常なプライマポケットには全く入りません.
もしこれが入ってしまうようならプライマポケットが緩すぎるので寿命と判断できます.時間があれば go/no-go 共に使ってみるのがいいですけども,さっさと終わらせたいときは,no-go だけで判断することも可能です.ただしそのような手抜きをすると,そろそろヤバいというレベル(=go 側がすぐ入る)の薬莢を見逃す可能性はあります.
一般論としては腔圧を上げて(火薬を多く)使うと,薬莢の寿命は短くなります.特に雷管が外れる(脱管)くらい火薬をデカ盛りにすると一発でダメになります.最近は火薬の値上がりが激しいこともあって,私はすっかり弱装志向ですが,そのような使い方だと結構使い込んでもプライマポケットが緩くなる個体はあまり出てきません.まあキャリバやメーカーによっても違うでしょうけど.