プライマポケットゲージに続きまして,こちらの計器をご紹介.
これはケースゲージと組み合わせて使うもので,ケースゲージからどれだけ薬莢が出っ張っているか,もしくは引っ込んでいるかをみるマイクロメータ式のデプスゲージです.
使い方としてはサイジング前の薬莢を測り,ついでその薬莢をフルレングスサイジングし,再度同様に測ります.すると,サイジングで長手方向にどれだけ縮んだかが分かるというものですね.
もちろんこのような専用品ではなくて,ノギスのデプスバーを使っても良さそうに思うかもですが,その場合はゲージから出っ張っていると測れないという欠点があります.このマイクロメータなら,出っ張っても引っ込んでも測れるのです.あとはデプスバーはあて所によって誤差が出ますが,この製品だとあたる面が大きいので誤差が出にくいです.
私はこのマイクロメータをみたとき,道具としての佇まいが格好良いと思って,つい買ってしまいましたが,これまでリローディングベンチの飾りにしかなっていませんでした.これから実際にこれを使って,サイジングダイの設定見直しをしていきたいと思っていますので,それについてはまたそのうちお話ししたいと思います.