今週のお題「一生モノ」ということで,本ブログのメインテーマであるリローディングについて考えてみました.
リローディングベンチを見回してみますと,最初に目に付く明らかに一生モノだと思うのはプレスです.これはいつまでもここにあるんじゃないかと.現在こちらの製品を使っています.
頑丈な鋳鉄製でグリスアップに注意していれば,それこそ百年でも使えるんじゃ?と思うくらいです.ちなみにこのプレスの前には下の RCIV をメインに使っていました.
RCBS Rock Chucker Supreme (RCIV)
ただ廃薬莢受けの部分が気に入らず Rebel に主役の座を譲りました.中央部の奥にある逆Y字の黒いプラスチック部品がそれです.とはいえ,これもそれ以外の面ではなんら問題がなく,余裕で一生ものですけども,だから Rebel も一生ものだといいながらも,絶対というわけじゃないかもですね.少なくとも不満がないので入れ替える動機はありませんけども.
対してこれにつけるダイ*1については一生ものとは言えないと思います.特にフルレングスサイジングダイは薬莢へのルーブ不足でうっかりスタックさせてしまうとダメになってしまいます.(まったく使えないわけではないが少なくとも元の状態には戻らない.ダイの内面が相当に荒れてしまうため.)
同じダイでもシーターとかはそうそうダメにはなるものじゃないから,錆びさせなければ一生ものになり得るけれど,摩擦が大きいサイザーは一生ものとは言えないですね.消耗品か,いいところ耐久消費財って感じでしょうか.
ところで今回採り上げた Rebel Press は amazon でも買えるのですね.ビックリ.
*1:リローディングダイは使用した薬莢を発砲前の大きさにまで圧縮するサイジングダイや弾頭を所定の位置に押し込むシーターなどがある