このダイなんのダイ気になるダイ
サイジングの際にはそれがネックサイジングであっても lube はしますが,ピストル(straight wall)用にはカーバイドダイを使うと要らなかったりします.でも普通のライフル(bottleneck)では lube するのが一般的です.
ところが Lee の Collet Die というのは,ライフル用でも lube は要らないと書かれています.
なんでかというと中がこうなっているんですね.ダイ部分がコレットになっているので,差し込む方向に力を加えると狭まり,引っ張り出す方向に力を掛けるとコレットが広がるわけです.これにより焼き付かないような工夫がなされています.ちなみにこれはネックサイジングダイで,フルサイズにはコレットタイプはありません.
原理的にはネック部分に縦に筋が入ってしまうと思うのですが,そんなことは気にしないタイプの人にはよさそうです.ただし,ネックターニングまでする人には向かないかも知れませんね.
え?私ですか?もちろん前者なので,ちょっと気になってますよ.笑