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リローディング+RCBS
リローディング+LEE
RCBS と LEE の比較と言うことでしょうか．まあ見てすぐ分かるのは LEE の方が全体的に安いと言うことですよね．これはなぜかと言いますと，LEE 以外のメーカーの場合，特にプレスなどは非常に頑丈で，百年くらい使っていても壊れることはないだろうってくらいの作りに見えます．もちろん鉄は錆びますからそのような手入れは必要だとしても，普通に使っている限り，何代にもわたって受け継げるくらいの品質に思えます．LEE の製品はこの過剰とも思える品質，構造を見直すことで廉価に同じ働きをするものを作っているわけです．具体的には他社が鋳鉄で作っている部分をアルミにしたりしています．このような工夫により製造コストが下がるのです．
では LEE だとすぐ壊れるのかというとそんなことはありません．普通に使えるはずです．ただ寿命は比較すれば短いと思います．といっても何十年単位で比べたときの話で，そこまで必要かという考え方はありますよね．あとは調整がややしにくいところがあるのですが，そういった点は他社製品と比較したなら気付くくらいの違いはあります．全体としては，満点とは言いませんが，スマートな解法でコスト削減に成功しているという印象はあります．
シングルステージで考えた場合，LEE のプレスでも例えば下のは鋳鉄製になっていて，値段的には他社のプレスとそれほど変わりません．
Lee Breech Lock Classic Cast Press結局 LEE って安いモノから他社と同じくらいのものまで，幅広いラインナップがあるわけです．車に例えれば LEE は
トヨタみたいな感じでしょうか．安いパッソから高いレクサスまで作ってますよね．対して
アウディあたりだとパッソ相当が無くて，ほとんどレクサスに対応する価格帯になるでしょう．前者が LEE で後者が RCBS やら Redding みたいな？って感じで如何でしょう．笑
リローディング用品ってある程度規格が統一されているので，例えば RCBS のプレスに Redding のダイを Hornady のブッシュで付け，シェルホルダーは Lee にするなんてことも出来るのです（もちろん組み合わせにもよりますけど）．ですから，メーカーを決めるのではなく，それぞれ気に入った用品を組み合わせてもいいのではないでしょうか．
