週末猟師

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308win と IMR4350

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.308win

IMR4350

308win で IMR4350 はどのように使えそうか?というお話ですかね?

こういうときはレシピを調べるのが最初のステップ.まずは Hodgdon のページで調べてみますと...なんと 308win で IMR4350 という選択肢自体がありません.これは雲行きが怪しくなってきた?いやいや,まだ Lyman 本があります.

この本だと 110gr から 200gr までレシピがあり,IMR4350 がリストされているのは 165gr からです.しかし,それもコンプレッションロードなのにもかかわらず腔圧が低いです.腔圧がそこそこ上がるのは 178gr くらいからですが,190grでも IMR4895 に比べて薬量を入れても弾速が出ないようです.出そうとしてもすでにコンプレッションロードになっちゃってますのでこれ以上は無理という感じ.ところが 200gr になると 4895 よりも薬量が多いのは相変わらずですが,弾速が出せるようになるので,用途はありそうです.でも Varget の方がいずれの弾頭でも弾速が出せるので,308win に使う火薬を何種類かの重量弾頭用に一瓶だけ買うなら,私だったら Varget にしておくでしょうね.たぶん値段は一緒ですし,130gr からリストされているので,幅広く使えますし.

ところが 308win のみのユーザーで,なぜかすでに IMR4350 を持ってるので,どうにかして使いたいということであれば,単に弾速で不利なだけで,使えないわけではないので,安全のためにも重い弾頭にして,薬量を多めで使ってみてはいかがでしょうか.要するに 308win に普通載せるような弾頭には多少遅めの火薬であるというだけなので危険性はないというわけです.ただし燃焼不良を防ぐためにもやや大盛りにする必要はあるかと思います.停弾したらえらいことですからね.