幡野広志さんの写真展に行ってきた
実は私,最近こそ離れていますが,暗室を持ってるくらい(時代がずれてる?笑)写真好きだったりします.なので,時々写真展に立ち寄って,プロ写真家の切り取り方の勉強をしたりします.もちろん自分には無理だなぁと感じて終わるのですが.笑 そんな中,こういう話を耳に目にしまして,狩猟がテーマになっているということで猟友と行ってきました.
幡野広志さんの写真展「いただきます、ごちそうさま。」です.狩猟がテーマって写真展は珍しいですからね.会場で写真は自由にとってよいということなので...
ぐるっとまわってみますと,オブジェに多くの,そして作品にも一点?ナンチャッテがありましたが,突っ込んでねってことだったのかな?ただ自分が勝手に期待しただけですが,狩猟を人の営みと再確認させてくれる印象はあまり受けませんでした.獲物の死が人間の生につながっているというような説明的な描写は狙いではないのか,視線は別なところにありそう.ちなみに今回の写真展には少ないですが,幡野さんが撮る特に人物写真には好感を持っています.だから獲物ではなく,より人を通した描写だったら私にも理解できるかもしれません.
残念ながら余命数年とおっしゃっていますが,願わくばあと20年くらい狩猟に携わってもらって,そのときの描き方を見たかったです.