週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

はじめての狩猟マニュアル

地元自治体の図書館に行ったら,結構狩猟や射撃の本があるのに気づきました. 本は買えば当然お金がかかります.そしてそれ以降も持っていることで自宅内で場所をとります.ウサギ小屋のような我が家では無視出来ないコストが継続的にかかると考えられるわけです.まあ読んで捨てるなら最初のお金の問題だけですが,貧乏性なのと,本を粗末に扱うことができない性格もあって,どんどん貯まっていくわけです.うちの本棚は飽和状態にありますから,近年は買うときにはかなり厳選し,どうしても欲しい,必要な本だけを買うようには心がけています. しかし図書館で借りて読めば,これらの問題が一気に解決します.筆者の方には申し訳ないですが,結局手元に置いておくべきだと判断すれば買いますので,ご寛恕いただきたい.苦笑 というわけで,そんな関係の本を何冊か借りましたので,書評とまでは言いませんが,感想のようなものをエントリしてみたいと思います.みなさん,面白そうだと思ったら,是非買ってください.笑 では図書館シリーズの第1冊目は「はじめての狩猟マニュアル」(かのよしのり氏著)です.
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この著者は銃関連の著作の多い方で,実際に私も何冊か持っています.この方の書く本(で,私が読んだことがあるものは全て)網羅的で,事前知識のない人をターゲットにしています.この本もそうで,許可を取るところから始まり,筆者の十八番である銃の基礎知識,射撃の基礎(姿勢など)で本の前半半分を使っています.後半は銃猟のお道具(といっても常識的な範囲),鳥獣類のそれぞれを簡単に説明,最後に食べるという流れです.これを見ただけでなんでも出来るようになる人はいないと思いますが,だいたいどんな感じなのかを「感じる」ことができるとは思います. というわけで,この本は銃猟に興味があるけど,週末猟師生活にいたるにはどんな流れなのかということを知るにはいいかも知れないと思いました.既にはじめている人は,読んでも新たな知見はほとんどないと思いますが,記述が平易で割り切っているので,自分が後輩に説明をするときに参考になる点がいくつか得られると思います.