フルレングスサイジングダイのかかり方はシェルホルダによっても微妙に異なります.普通はシェルホルダを複数使うことはないでしょうから,それに合わせてセッティングすれば問題ないわけですが,希にこんなこともありまして...
加工せざるを得ない状態になっていたのであります.
実際にシェルホルダを切削して浅く加工しようとしても,どのくらいの深さになったのかを測れなければ意味がありません.普通ベンチにある測定器で測るとすればノギスになるわけですが...
当て方が難しくて,数十μm 程度はかるく誤差が出ます.いろいろやってみてこのくらいかなという結果が
でした.ただしこのノギスはインチ表示にしたとき最後の桁は5刻みになっています.
ケースゲージ専用のデプスメータが使えれば安定して測れると思って当ててみたらこれがバッチリ.
0.1250" でした.何回測っても同じ結果です.このほうが簡単に測れそうですね.というわけで,シェルホルダ測定にもケースゲージデプスマイクロメータが使えるというお話でした.