今回の検索ワードはこちら
H4895 DC300+比較全く同じ環境で比較したことがないので，Hodgdon のデータを引っ張って比べてみましょう．キャリバーが分からないので，とりあえず 30-06 ということにします．それと DC-300 はうちの環境だとほとんど IMR-3031 と同じだったので，そのデータを引用することにします．Hodgdon のデータはバレルが長くて，それと私の DC-300 の実測データを比較することが出来ないためです．（土俵を同じにする）
データを見ますと IMR-3031 の適用は 165gr までとなっていて，H4895 は全域使用可能です．ですので，もし 168gr 以上の弾頭を使用するなら，H4895 一択となるでしょう．
データの Max Load の決め方が不明で，本来であれば圧力が SAAMI 基準に達するところなり，そこからあるマージンを見込んだところになる薬量で決めてくれればいいのですが，そうではありません．なので，比較もしにくいのですが，概ね 165gr 以下なら IMR-3031(DC-300) の方が H4895 よりも少ない薬量で同じ弾速が出せそうです．ただし腔圧が低いわけではないので，増薬マージンは大きくありません．
もちろん閾値を決める弾頭重量はキャリバーでも変わります．ここではあくまでも 30-06 で Hodgdon の試験環境では，との限定の話です．
