週末猟師

休日に射撃や狩猟を楽しむ

スタックしたダイは取り替えよう

以前一回スタックさせたことがあります.専用の工具も売られていますが,タップやボルトで作業できるので,このときはこんな感じで除去しました. 除去すればダイは使えそうな気もしますし,実際専用工具の説明にはダイにダメージはないみたいなことが書いてありますが,焼き付きは金属表面が溶接されるのと同じ状況になるので,取れても表面はガサガサになると思います.ダイの内側なので実際に観察することは困難ですが,そう考えていましたので,このときは再使用せずに新しいダイを買ったのでした.新しいのが来た時点で古いのは捨てようとも思ったのですが,研磨するいい方法が見つかるかも知れないし,何かの時には使えるかも?ということで仕舞いこんでいたのを掃除の時に見つけました.

 

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折角なのでこれを borecam で見てみましょう.まずは現用しているダイの方を見ます.ボディ部分はこんな感じ.

 

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で,ネックはこんな感じ.

 

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ここに力がかかるのでしょうね.ちょっと真鍮っぽい色が見えます. 次いでスタックさせたことがあるダイです.ボディはこんな感じ.

 

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所々にこんな感じにダメージが残っています.ネックに至ってはこうです.

 

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大分おかしくなってますね. というわけで,スタックさせてしまったダイを完全に元に戻すことは簡単ではなさそうです.ですから,スタックケースリムーバよりも予備のダイを持っておく方が正解ではないか?と考えられますね.ただスタックしたケースをそのままにした状態ではボタンが抜けないので,もしこれにカーバイドなどの高級品を使っているのであれば,少なくとも回収できるように,薬莢の底には穿孔出来た方がいいかもしれません.