ブッシュサイザ初投入
この春買ったブッシュサイザですが,射撃に行く機会がないので出番がありませんでした.そんな中,片付けをしているとこんな箱を発見.
中身はといいますともちろん実包ではなく
Norma の 308Win の once fired な空薬莢です.ディキャップはしてませんが,多分タンブラーにはかけたと思います.
この状態で chamber gauge にいれますと..
このように途中で引っかかってしまいます.まあ雷管が着いているのですから,サイジングはしてないのは当然です.
では早速ブッシュサイザを使ってみましょう.
例の手抜きルービング(笑)で処理した薬莢をぐいっと,おぉ,抜くのに力が要らないので,分かってはいたけども,めちゃ楽だ.
ヘッド近くの酸化皮膜が擦れた跡があります.この辺がやっぱりふくれていたのですね.前の銃が分からないので,もちろんフルサイズです.
ただ気になるのがここ.
この状態でも minimum chamber には入るので,問題は無いのですが,それでもネックの根元までサイズされていないのは気になります.
一度シャフトを抜いて,ここ(▼)のネジの位置を調整します.これはブッシュを押さえるためのネジですが,低くしすぎるとディキャッピングピンが下がりきらないので,ちょうどいい位置を探します.調整した結果がこちら.
向こうが調整前,手前が調整後です.調整後はショルダー直上までブッシュが届いていることが分かります.
ちなみにブッシュサイズは Lapua で合わせてあったので,Norma でも同じになるかは分かりませんが,弾頭を入れてみたりした感じでは良さそうでした.
もちろん chamber gauge にも問題なく収まります.
大体70くらいあったかな.ボタンが無いので座ったまま作業できて楽でした.疲労感も段違いに少ないですね.今度はネックサイズもブッシュにしようかな〜.